Nikkorex   F

1    はじめに
   ニコマートが発売される前のニコンの廉価版一眼レフです。
   画像は、上が前期型、下が後期型です。






2    関係年表
      1962(S37).6 発売(前期型)
      1964(S39)頃 改良(後期型)
      1964(S39)頃 販売終了

3    価格
      ボディーのみ ¥25,300
      ニッコールオート 50mm F2 付 ¥39,800
            50mm F1.4付 ¥49,300
      革ケース(ハード・セミソフト) ¥2,000


4    特徴
⑴    コパル1型シャッターユニットを採用
      上は前期型、下は後期型です。
      変更は無いようです。


⑵    広告のキャッチコピーは「本格派好み」

⑶    マミヤ光機からのOEMと言われる
      同一供給元と言われる兄弟機
      マミヤプリズムマットWP
      リコーシングレックス

5    前期型と後期型の違い
      画像は、上が前期型、下が後期型です。
⑴    巻上げレバー


⑵    シャッターボタン


⑶    シャッター速度ダイヤル


⑷    巻き戻しノブ


⑸    セルフタイマーレバー


⑹    背面フイルム感度メモ


6    ニコレックスメーター
      当時の価格は4,800円でした。




7    社外品
      ファインダーの上にシューを取り付ける事をしていたようです。


8    後継機であるニコマートFT、FS
      ニコレックスF発売の4年後の1965年7月に発売されています。


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